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2008/10/29
タシデレ!ブータン
先日某EーTVでブータン王国の山野を一輪車で走りまくるアメリカとカナダ
の青年のドキュメンタリーを放送していました。
秘かにブータンに憧れている私は期待して見たのですが、ちょっと複雑な
気持ちにもさせられました。
すばらしい自然の中、猛スピードで駆け抜ける(駆け落ちる?)一輪車の技
の凄さにもビックリしましたが、何か違和感を感じてしまうのです。
純朴そうな人々、本当の自然が色濃く残り、伝統を一所懸命に守りつつ
その中で幸せそうな暮らしの中に突然一輪車の出現・・・・
たかが一輪車で、乗っている青年達も本当に良い人達だと思うのですが、
その裏には多くのスタッフもいるのでしょうし、今の米国発の金融恐慌を
みているとこんなことさえ、アリの一穴、文明の嵐の前兆にも見えてしまい
ます。
ほとんど鎖国状態の小国、自給自足で足るを知る人達もいずれは世界の
流れに巻き込まれていくのでしょうか。
一度踏み込んだら抜けられない文明の中の幸せ・・・・
アイスランドもこの先どうなるのでしょう、そして我が日本も。