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2009/08/29
ECO政策雑考
太陽光発電による余剰電力の買い取りが前倒しされ
11月から実施されることに決定したようです。
地球の将来のため、と損するのを覚悟のうえで設置していた方々に比べ
およそ10年でイニシャルコストを回収→その後はプラスであるという理想が
現実的になったのを考えれば太陽光発電を設置する動機は強くなっていると思います。
しかし、家に設置する太陽光発電がここまで積極的な対策をとられているのに対し
住宅に関してはほんとに対策が手薄だと実感する毎日です。
長期優良住宅制度などの減税措置はあるのですが、
その減税対象の住宅自体が断熱をはじめ内容は徹底されていないです。
ほとほと大企業よりな制度だと思います。
電気を生み出すのは結構なことですが、家の断熱がもっと良くなって光熱費を
下げること、莫大なエネルギーを浪費する短命住宅や人々の健康を脅かす素材の
徹底排除など、ドイツのように国を挙げ徹底的に追及することの方が重要だと考えます。
脱石油社会に向けているのに、国が石油系断熱材を推薦している場合ではないのです。
このCO2削減時代に高速道路休日1000円ってあほか!と同じです。
矛盾だらけです。
明日は選挙、ただただ良識ある政治を望むばかりです。