世の中には手造りをキャッチフレーズにしているところが結構あります。

これはどういう事なんでしょうか？

規格化、オートメ化、省エネ化、コストダウン等諸々の経営面からの

要請からは明らかにはずれていると思われるのですが・・・

かくいうＣＡＳＡも現場仕上げにおいては左官さんの手をわずらわし、

塗装屋さんの手をわずらわし、大工さんの手をわずらわして、

その人の手の痕跡を残そうと努力しております。

やはり、明らかに工期が長くなります。コストも上がります。

でも、明らかにその質感も上がります。

ひとつひとつ紡ぎあげた仕上がりは人々の心に響きます。

計画の時もフリーハンドによる図面で昇華していくのを確認するのは

お互い心が通じ合うような気がいたします。

これからも実際の手の温もりを大切にして行きたいと考えております。