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2019/11/22
構造計算について
- 木造住宅の構造の検討方法にもいろいろな種類があり、
・壁量計算(簡易計算)・・・・・・・・壁の量を検討します
・許容応力度計算(構造計算)・・・・・上記に加えて、床や屋根の作り方、柱や梁の大きさ、基礎の形状を検討します
といったように方法により、検討できる部分や正確さが変わります。
2階建てまでの木造住宅には構造計算(許容応力度計算)の義務がありません。壁量計算という簡易的な計算を行えば、建物を建てることが許されています。
簡単な計算だけで計画してしまうと、柱や梁の寸法を根拠のないカンに頼って決めることになります。
仮に橋作りに例えてみると
①壁量計算の場合
「大分頑丈に作りました。ちょっとやそっとでは壊れないですよ。」
②許容応力度計算でつくった場合
「60kgの人が10人同時に渡っても壊れないように設計してあります。」
といったイメージです。
40年、50年と長く住んで頂くお家ですので、しっかりとした構造を選んでいただければと思います。