お金のはなし
2021/05/10
育児休業期間中の収入ってどうなるの?
すいちゃんの、知っトクなワンポイントマネー講座
みなさん、こんにちは!
静岡県・愛知県でファイナンシャルプランナーをしているすいちゃんこと水藤(すいとう)です!
今回は、育児休業期間中の収入について、お伝えしていきます。
働くママの増加に伴って、育児休業を取る人が増えてきました。
だから、この辺気になっている人多いですよね。
- 最初の半年は給与の67%、そのあとは50%
育児休業期間中は、「雇用保険」から育児休業給付金が給付されます。
その額は、最初の半年は給料の67%、そのあとは50%。
これは原則、子どもが1歳になるまで支給されます。(保育園に入れないときなどは、最長2歳になるまで)
ただし、上限額があって給与が多い場合は上限額となります。
*現在の上限額
給与の上限額:454,200円
給付の上限額:301,314円(67%の場合)
〃 :227,100円(50%の場合)
手続きは、通常会社を通じてハローワークに書類を提出する流れとなっています。
給付金は原則2か月に1回振り込まれます。
支給要件として、休業する前に1年間の雇用保険加入期間があることが必要です。
入社して1年未満の場合などは給付が受けられないことがありますので、ご注意くださいね。
- 産休期間中は健康保険から
育児休暇と産休は別です。
産休が取得できる期間は、産前6週間、産後8週間です。
この間も通常会社は給与を払いませんが、産休期間中の収入の保障は雇用保険ではなく、健康保険が行っています。
これを出産手当金といいます。
出産手当金はの支給額は給与の2/3です。
なお、産休中、育休中の社会保険料は免除されます。年金についてはその間も
保険料を支払ったものとみなされて、年金額が減ることはないので、安心ですね!
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すいちゃん