基礎工事も完了し、いよいよ大工工事がスタートです。

意気揚々と大工さんが現場に乗り込んできました、が

「これは屋根がマズイかも」

屋根がまずい？マズイ？聞きたくないききたくないキキタクナイ・・・

 

解体前にもともと見えていた部分は比較的きれいでした。が、解体して出てきた隠れた部分の骨組みがかなりうねっています。。。さながら太目のメンマです。

 

えっ、通常材とサイズが違うから一本ずつ加工しないといけない？

えっ、入母屋屋根だから通常の縁どり板（破風板）が使えない？

えっ、強風でブルーシートが飛んだから直しに来てくれって？

えっ、人手が足りないから屋根作業手伝いに来いって？

えっ、屋根の材料を人力で上げる？誰が？・・・私？？？

４日に１回の現場が、２日に１回になり、会社に顔を出すのが週に2回ほどになり、あれ？今週事務所に出勤したっけ？私は設計士？現場監督？あれ？大工見習い？？？

 

１５ｍ×１０ｍという大きな屋根の骨組み材が完成しましたが、およそ１００本近い骨組みの木材もそのまま取り付けできるわけではありません。梁も反っているため、一本一本調整しながら取り付けます。

 

木工事だけでも大変なのに、断熱材を入れたり、気密処置をしたり。。。大工さんのご機嫌を伺いながら、牛歩の歩みのスピードで少しずつですが現場作業が進んで行きます。

棟梁、早く屋根を完成させないと梅雨が！梅雨の足音が聞こえてきますよっ！　　イケモト

　　古い枠組みを

　一本ずつ解体し

　新しいものに交換