2024/03/22
ようやく両親が動いた日
昭和60年に建てた我が実家。築40年の家に、今は両親のみが暮らしています。
雨漏りもしているし、外壁もクラックがはいっている。一応、住宅業界に携わる端くれとして、カーサで得た情報・知識を伝えてきました。
かれこれ8年。が、いくら心配し提案しようとも、特に住むことに不便のない両親には、むすめの言葉なんて、まあー響きゃしない。
しかし、両親も歳をとり、身体の変化が出てきました。階段がしんどくなったり、布団をバルコニーで干せなくなったり。何をするにも、思うようなスピードで動けない。
このまま、ここで暮らせるのか、という不安が少しずつ大きくなったタイミングと、40年の月日で、家の悲鳴が段々と大きくなってきたタイミング、この両方が揃った時、両親はようやく重い腰を上げる気になるのです。そのタイミングを、わたしは見逃しません!
むすめの言葉が響かないのならば…!
社長!時が来ました!住宅診断お願いします!
ということで、社長にみていただきました。すると、社長と同じことを8年伝えてきたのに、初めて聞いたというような反応(# ゚Д゚)!
タイミングが合ったこともありますが、社長の言葉はスーーーーッと受け入れられるようであっという間に防蟻点検・耐震診断を行う流れに。
傾きチェック
基礎の強度チェック
床下チェック
雨漏りは天井を外して被害の程度を確認
カーサが信頼する耐震診断のプロ橋本さんは、とても真面目な方で、両親の話を否定的なことは言わず同調しながら聞いてくださり、その上でゆっくりしたテンポでアドバイスをお話されていく。そんな姿に両親も安心した様子でした。
この診断結果をもとに計算を行い、なにか工事が必要なのか、どこにどのような工事をするべきかを教えてくださいます。
あんなに家に興味のなかった両親が、いまかいまかと診断結果を楽しみに待っています。
・・・それにしても、身内の言葉って、こうも響かないもんですかね( ;∀;) ヤスダ