2024/04/27
お雛様お別れの儀を行いました
実家の近くに住む娘2人。そのせいで、80歳前後の両親はずっと孫たちの面倒をみてくれていました。(申し訳ございません…(´・ω・)) その孫も大きくなり、手がかからなくなった3年ほど前から、今度は「子どもに迷惑をかけたくないから。」という理由で、終活を始めていました。 いらないものは処分し、大事な事項はノートにまとめています。
その中で、屋根裏にある ひな人形はどうするか、と話題に上がりました。わたしと姉の為に大好きな祖父母が選んでくれた、昔ながらの7段の立派なひな人形。
しかし、出し入れも大変になってきて、ひな人形も飾り棚も老朽化もしていて危険…。
一応(笑)むすめ2人ともお嫁にいったし、このひな人形の役目は終えたんじゃないか?
悩みに悩み、わが家は
【今年の3月3日、女性陣みんな集まってお別れの儀を行ってから、お焚き上げしよう】
という結論になりました。
ひな人形は、「人形(ひとがた)・形代(かたしろ)」と呼ばれる、人の姿をかたどったものに穢れや災いを移して、難を逃れる厄除けに由来しているそうです。時を経て、子どもを
けがや病気から守り、健やかな成長と幸せを願うものとして、飾られるようになりました。
ん?あれ・・・??
お雛様=婚期のイメージがあるのは、どうして?!(; ・`д・´)
早くしまわないとお嫁にいけないって、言われてたのはなんだったの?!(; ・`д・´)
調べだすと、「そうだったのか!!」と発見が多いひな人形。
変わらないのは子どもの幸せを願ってのこと。
そして3月3日、久々に女性陣全員集合。
土日も仕事だったり、むすめも部活が忙しかったりと、実家で揃うことがだいぶ少なくなりましたが、この日はみんなで 食べて、呑んで、笑って、昔のお雛祭りの時の写真を出してきて懐かしみました。最後にひな人形に感謝の気持ちを伝える為に、なぜかみんな手を合わせる。それ合ってるの?な行動(笑)
この記事を書くために、ひな人形を調べてわかったこと、みんなが集まるきっかけが一つなくなってしまうこと、母の「やっぱりお焚き上げするしかないかねぇ。」の淋しそうな発言。
悩みに悩んで出した結論が、早くも揺らいでいます(;・∀・)笑
いつまで飾るとか、結婚したらどうする、とか家庭ごとに決められるひな人形。
みなさんどうしていますか?? ヤスダ