くらしのくふう
2025/01/27
~法改正2025年4月1日施行~ リフォームに関する手続き
2025年4月1日に施行される法改正の1つ
「木造戸建の大規模なリフォームの建築確認の手続き」があります。
対象となる建物の規模や工事内容に関してはの国土交通省HPをご覧ください。
国交省のチラシより
この確認手続きですが、あまり気楽に考えないでください。
5年ほど前に、コンビニをリノベーションして保育所に用途変更の手続きをした経験があります。
図面も全部あり、確認申請書、確認済証もあったのですが、完了の「検査済証」がなく、
手間と時間と経費がかかり、苦難の連続でした。。。トホホ…
増改築等の確認の手続きには、建築当時の建築基準法に適合していた証明が必要になります。
それが完了の「検査済証」です。
この記事を読まれている方は、完了の「検査済証」はお持ちでしょうか?
1998年頃以前に建てた建物ですと、完了検査を受けていない=検査済証がないものが数多くあります。
もし、ない場合は「建築基準法適合状況調査のためのガイドライン」の手続きを行う必要があります。
建築当時の建築基準法に適合していた事が証明できたら、今度は、現行の建築基準法に適合させる必要がありますので、思っていた以上の工事や費用や期間が掛かってしまうかもしれません。
適用時期は、2025年4月1日以降に 着工 するものです。
リフォームに限らず新築、増改築等の工事を検討されている方は、余裕をもったスケジュールをご検討ください。
確認手続きの詳細は不明な所もありますので今後も注視していきたいと思います。
イソガイ