浜松市で自然素材を使用した自由設計の家を設計施工している株式会社カーサです｡
お世話になっております｡
代表の渥美です｡
最近は家の勉強から派生して「食」の安全調査に目覚め少しでも安全な食事をしたいとの思いを胸に目下奮闘中です｡
（ただ､社内ではこのような私の行いをあろうことか渥美ブームとあざける､けしからん輩もおります｡本当にｹｼｶﾗﾝ）
そんな私ですから､最近は妻も含めご近所の「加藤商店」さんや「コスモレイ」さんなどの無添加･無農薬の商品を多くそろえるお店に足しげく通い､食の安全についてレクチャーしていただいています｡
皆さんご存知かと思われますが､安全な商品は手間がかかり大量生産できないものが多く､価格も私が今まで使っていたものよりもやはり高価です｡
今まで食べていた野菜や調味料の価格が染みついているせいか当初これは適正価格なのか?と疑いました｡
ただ､無農薬野菜のできるまでの手間を調べたり無農薬野菜を栽培している農家の友人に話を聞いたりするうちに価格は適正なものだと思うようになりました｡
私どもの仕事の建築でも言えることですが良いと思うものほど手間がかかり､どうしても高価になってしまいます｡
それは私が身を以て分かっていることでした｡
よくよく考えてみるととてもシンプルです｡
美味しくて安全なもの（手間をかけて大切に作ったもの）はそうでないもの(手間を惜しんで作ったもの)に比べて高価なのです｡
そしてなによりすすめられて購入した無農薬野菜は美味しかった｡
放し飼いで育った鶏の有精卵は美味しかった｡
どちらを選ぶかはそれぞれの自由な選択に委ねられていますが私は自分の理念(≒カーサの家づくりの理念)に沿って心地よい方を選択すると当然前者となります｡
「 少し高価でも良いものを大切に無駄なく使う｡」
食においても少しずつですがそちらの方向にシフトしていきたいと思います｡
余談ですが我が家の子供たちは､美味しくなったマヨネーズを「魔法のマヨネーズ」と命名し､とても大切に使うようになりました｡