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2019/11/15
その『住宅計画』将来有望ですか?
以前、我が家で「失敗報告見学会」を開催しました。
工務店の社長が建てた家の失敗報告とあり、おかげさまで即日予約終了。
当日もエアコンやユニットバスの選定の失敗やコンセントの位置・収納計画の間違いなど、我が家の失敗の数々をできる限りお伝え出来たので、
ご来場いただいた方々にも満足を得てもらったと手応えを感じました。
が、しかしです。
私が皆様にお伝えした失敗の数々はたしかにとても大切なことですが、『住宅計画』という大きなテーマの中では実は小さい失敗の部類なのです。
そして多くの方は将来直面する大きな問題に気づくことすらなく家を建て終えてしまいます。
「そんなことない!ちゃんと将来のことまで考えているよ!」とお叱りを受けそうですが、
例えば、間取りでいうと
・将来、自宅介護になった場合のトイレの位置や1階での寝室の確保。
・将来、親のどちらかと自宅で同居することになった場合の想定間取り。
(子供の世話にならない!という親の言葉を根拠なく鵜呑みにしてはいけません。私自身も県外にいた妻の母親と想定外の同居となりました。)
は自信をもって大丈夫といえますか?
さらに言うと間取り以外にも相続や教育資金、老後資金という問題など、必ず考えなければいけないことは山ほどあります。
家を建てることは決めることも多く、とてもパワーを使いますから、どうしても目先のことだけに目が行きがちです。
しかし、生涯において満足する『住宅計画』のためには、20年後、30年後、40年後までを視野に入れることがとても重要だということを、
常に頭の片隅に置いて欲しいと思うのです。
渥美