2020/10/26
地鎮祭
着工時期が近づいてくると、工務店に地鎮祭を勧められます。
何をすればいいのかわからないまま地鎮祭当日に神主さんをお迎えし、お祓いをして頂いて、お礼を渡し、なんだか縁起がいい感じだったなーと思いながら帰路に着く、、、
そんな方がほとんどかもしれません。
地鎮祭に始めて参加する場合、びっくりするようなことや不慣れな部分も多いですが、ひとつひとつに意味があります。
・神主さんが「おぉーーー」と声を上げる・・・降神の儀といいます。
神様をお招きし、土地のお祓いをします。
神様にお帰り頂く際も同じように声を上げます。
・クワを渡されて地面を掘るように言われる・・・穿初(うがちぞめ)の儀といいます。
工事の初クワ入れとなります。
「エイ、エイ、エイ!」という掛け声とともに敷地に盛った砂の山を掘ります。
カマ、クワを用いそれぞれ工務店、お施主様が行いますが、神社や地域によって違いがあるようです。
・榊の枝を神前に奉納する・・・玉串奉奠(たまぐしほうてん)と言います。
お一人ずつ玉串を奉納し、拝礼します。
・日本酒で乾杯する・・・直来(なおらい)といいます。
神様にお供えしたお酒のおさがりを頂きます。
車に乗られる方は飲む真似だけで敷地にこぼして頂ければ、土地のお清めになります。
・帰りがけに野菜や乾物を頂く・・・こちらも神様にお供えしたお下がりです。
お持ち帰り頂いてお家で召し上がって頂きます。
・記念撮影しようと思ってたのに!・・・当日の撮影はカーサ側でも行いますのでご安心下さい!!
地鎮祭というと神主さんを呼ぶ神道のイメージが強いですが、お坊さんが行う仏式の地鎮祭や、神父さんが行う起工式というものもあります。
カーサから神社に依頼する場合もあれば、なじみのある神社等に依頼いただくことも可能です。
地鎮祭は工事中のケガや事故がないよう、無事完成するようにという意味も込められています。
何事もなく建物をお渡しできるよう、カーサも気持ちを引き締めて工事に取り組んでまいります!
イケモト