【イケモトの日々是設計】 2020.11.16

塗り壁や無垢の自然素材を使用した浜松の工務店「株式会社カーサ」結露の事 | スタッフブログ|株式会社カーサ

寒くなってきて、寝室の窓に結露が起きる季節が近づいてきました。

カーテンにカビが生えたり窓枠が黒ずんできたりと忌み嫌われる窓の結露ですが、もっと恐ろしいのは壁の中で起きる結露です。

 

リフォームのTV番組等で壁の中からカビで真っ黒になった断熱材が出てくる映像を見たことがある方もいらっしゃるのではないかと思います。

簡単に言うと、空気中の水蒸気が冷えた物質に触れることで水に戻り表面に水滴をつくるのが結露です。

身近なところではビールを入れたグラスの表面に水滴が付いているのを思い浮かべる方もいらっしゃると思います。

 

壁の中の結露は、どのような材料を重ねて壁をつくるかによって決まります。

結露に関係する水蒸気ですが、湿度が高いところから低いところに流れる性質があります。

夏場は屋外より室内のほうが湿度が低いため、水蒸気は室内側に移動します。

室内側に水蒸気を通さないフィルムのような素材を使用してしまうと、室内の冷房で冷やされたフィルムの内側で結露が起こり断熱材を水で濡らしてしまいます。

 

そのためカーサでは室内側に水蒸気の行き来を止めるような素材を使っておりません。

冬場は室内より屋外のほうが湿度が低いため、夏場とは逆に屋外側に水蒸気が移動します。

断熱材の外側には、外気で冷やされた冷たい外壁があります。

カーサでは、外壁材と断熱材の間に通気層を挟むことで、水蒸気を逃がし・結露を起こしても壁の断熱材には影響がないような作りにしています。

外壁の構造用合板も水蒸気の行き来を止めないような素材のものを使用しています。

完成すると見えなくなってしまう壁の中身ですが、長く使える住まいをつくるために様々な工夫が凝らされています。

 

ちなみにカーサのお家では窓の結露も起こりませんのでご安心下さい。

 

 

 

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