10月から火災保険の金額が上がることが私にどう影響しますか?

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施工事例

2022/07/15

10月から火災保険の金額が上がることが私にどう影響しますか?

10月から火災保険の金額が上がることが私にどう影響しますか?

【質問】 40代 S様より

「9年前、家を建てたときに銀行に勧められたまま火災保険に入りました。

火事のために入ったという認識くらいで内容もイマイチ分かっていません・・

昨今の台風被害を考えると不安はあるのですが、保険は来年の12月まで残っています。

10月から火災保険料が上がると聞いていますがどうしたら良いでしょうか?」

【回答】

まず、火災保険が値上がることの理由は、近年の大型台風やゲリラ豪雨などの自然災害の多発により、損害保険会社が取り扱う火災保険の収支が急激に悪化傾向にあることです。

下記の表は、1959年以降、過去約60年の地震保険を除く主な自然災害を支払保険金順にしたものです。

支払保険金額上位10位に入る災害が、直近10年に7つも発生していることがわかります。今後もこの傾向は続くと考えられますので、補償内容が心配でしたら、すぐに代理店に確認して下さい。

すぐにという理由は、今年の10月から、全国平均10・9%の値上げ、さらには10年契約が終了し、最長5年の契約になり、長期割引率が下がることでダブルの値上げとなるためです。

もし、現在の補償内容が不十分だった場合は解約し、遅くとも値上がり前に新たに契約を締結して下さい。まだ、来年の12月まで補償が残っているとのことですが、残っている期間分の保険料は戻って来ますのでご安心下さい。(※ただし、長期割引分は除く)

今回は火災保険の値上げの話でしたが、一番大事なのは、ご自分の加入している補償内容をきちんと把握し、万が一被害に遭ったときに「こんなはずじゃなかった・・・」と後悔しないことです。

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