子どもの「こころ」が壊れる前に

僕は本業の工務店の傍ら、「はなきりん」という一般社団法人に所属し、いろんな学び場を開催するお手伝いをしているのだが、この団体に同時期に入会した「内山くん」という青年がいる。
彼は物静かで優しく、同業の建築業ということもあってすぐに仲良くなった。
ある時、一緒にお酒を飲みに行くことになり、仕事の苦労話しやプライベートの話しで盛り上がるなか、
内山くんが突然
「僕、昔ひきこもりで学校いってなかったんですよ。」とカミングアウトした。
まったく想像していない言葉にあっけにとられていると、その様子を意にも介さず彼は続けた。
「最初に学校いかなくなったのは、いじめがきっかけでした。学校に行かないといけないのはわかっていたんですけど、人に会うのすら怖くてそのうち体調も悪くなって・・学校に行けない自分が情けなくて、心配する両親にも罪悪感しかなかったです。もう全てのことから逃げ出したかったなあ。。。」

結局、彼は「小学校の3年間と中学校の2年間」登校拒否をし、『ひきこもり』になったという。
その時は、その話題を深ぼることもなく次の話題へと移っていったのだが、自分の4人の子どもの誰かが学校に行けなくなり、自己否定して生きていくことを想像したら親としてとてもやるせない気持ちになった。
正直、運良くいじめにも合わず、登校拒否にならなかった僕には、内山くんがどういう辛い思いを抱えて、部屋から出られなくなってしまったのかは想像でしか分からない。でも・・
自分の子どもが家から出られなくなったら?
自分の子どもが、自分を否定して生きていくことになったら?
親として子どもにどんな言葉を掛けてあげられるのだろう。正解を導き出せる自信なんて微塵もない。
内山くんとはたまに会うのだが、彼は数年前に独立し、ついに自分の会社を持った。そして仕事の傍ら、子どもを持つ親に向けて、自分のひきこもり体験をベースにした子育て支援セミナーを全国で行っている。
彼はいう、
「ネット社会・ストレス社会の中、子どもたちのメンタル常に危険にさらされていて、自分の子どもだっていつ「こころ」が壊れそうになるかわからない。だからこそみなさんの子どもが僕みたいにならないように、子どもの変化に気づいてあげてほしい。セミナーでは子どもの心理と親ができることを伝えています。」
自身がいじめを受け、ひきこもりだった彼の生の言葉から、今こそ僕は子育てのヒントを得たいと思う。
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